ドミノ理論
ドミノ理論は、簡単に言えばドミノ倒しのように地震が連鎖するということを意味
する。
1980年全般にマルコ氏がその有感の発生パターンをみて次の予測をした
その流れが規則的で多くの場合連鎖することを統計的に発見している。
だがこの理論は単純な統計ではない。
1994年のインターネットブーム始まりにより年々多くの情報を手にできるよう
になり。
多重断層(地層)理論と応力理論など適当に付けられた名称の複合となっている。
名称が意味するもの
■多重断層とは■
日本における地下構造は単純なプレートだけでは無く、複雑に入り組んだ地下構造
となっている。
太平洋プレートの沈み込みで影響された岩盤などが内陸では上昇の方向になり内陸
地震を発生させるなど、震源には個性がある。
■応力理論■
いわゆる力のかかる方向とその終点をいう。
複雑に入り組んだ地下構造の影響で、たとえ太平洋プレートの力だとしてもぶつか
ったエリアによっては力の抜ける方向が違うその方向を割り出す。
■無感発生■
有感にならない小さな活動の規模と場所と時間と深さを見る
■有感ドミノ■
大きな地震で揺れた地域に有感が発生することをいう。
■45度の法則■
高度な計算機やリアルなデータを入手できない立場での研究で大雑把に日本列島を
45度で線引きし、そのライン上で震源が移動するということをいう。
太平洋プレートの力が起こす列島の地震の多くは45度ライン上に集中するため
簡単に45度の法則で発生がドミノすると表現している。
■日本海溝ドミノライン■
太平洋プレートの影響を受ける地域をこのように呼ぶ
マリアナ海溝までをこのように呼ぶ
■反射点■
ある発生があった場合、次におきやすい部分を反射点という。
■逆反射点■
ある力方向の先を(+)反射点とした場合、そのラインの逆(-)方向を逆反射点
という。
■終点■
日本列島の力の溜まり場をいう。
固着して動きにくい地域
■ドミノライン■
日本海溝のほかに、長野ラインや神戸ライン、静岡ライン、日本海ライン、深さライン
など過去の発生の規則的な場所に名前を付けている。
ドミノ理論による地震予測で見るもの。
1、無感MAP(大雑把に見る)結構いい加減なので
2、GPS
3、有感
4、波形画像 (時系列を見る場合使う)
ドミノの規則
1、日本列島を東と西に浜松付近から日本海側に線を引き分ける。(中間点)
、中間点 東から西の影響(80%) 西から東の影響(20%)
2、45度影響か他の影響か分ける
3、深さラインを見る
ドミノの予測
1、ある場所で発生した場合(無感、有感)その震源と深さと規模を見る。
世界での発生も見る。
2、次に発生した震源の要素を比べる。
ここまでの作業が80% すなわちインターネットで公開されている程度のデータ
だが発生のつど力の方向を調べられないので地域で見る。
3、残りの要素は統計
過去の発生との因果関係である。
発生エリア個々の個性を加味して次の予測につなげる。
ドミノ理論は連鎖だけではない。
同一地域における深さが異なる発生や連続した発生が何の影響で起きるものか見る
その結果、他に影響しない場合同一地域における発生の前震とする場合もある。
東海から関東の災害地震の前に起きることで過去に言われたこと
ドミノ的な見方で1998年より言われる前震地域
1、新潟県中越
2、福岡県、山口県周辺地域
3、茨城県、千葉県周辺地域
この地域において被害地震が発生しない限り、東海も南関東も動かないだろう。
特に福岡周辺はドミノ的に終点といわれている。
M1 これから発生する地震は全体的に大きくなるだろう。
いままでM3だったところはM4になりM1大きくなる。
大きくなる分、震度として感じる地震の数も被害地震も増える。
ドミノの規則性が崩れたときまたひとつ大きな地震に近くなる。
そして新しい規則が生まれる。
北海道の発生は太平洋プレートの日本列島の始まりと一応見て、注意する。
海外発生
関東の無感が散らばった場合、多くは中国や中東など世界の力方向で大きな
活動を意味する。
その始まりの散らばりがどこかで世界の終点方向が違う。
これはもっともわかりやすい逆反射である。
マルコ氏は2001年に仕事が忙しいので予測は無理ということで予測をやめた。
氏いわく、こんな作業はそれこそ計算機に任せればいいだけ
ソフトのアルゴリズムを学者が考えられるかそれだけでしょう。
趣味でやるには大変な力仕事だよ・・こんなこと国の仕事と言いきった。
その後、不景気のど真ん中で毎日を忙しく動いているため地震予測はしていない。
【以降、青松地震予知実験管理人 進村がドミノの原論を予知に用いている】